板硝子、事業構造改革に伴う早期退職者優遇措置を実施へ
日本板硝子<5202>が29日の取引終了後、早期退職者優遇措置の実施を発表した。対象者は同社単体に勤続する満40歳以上の社員で、募集人員は未定。退職者は21年3月末日をメドに退職し、所定の退職金に加え割り増しを支給するほか、希望者には再就職支援を行う。
今回は世界的な新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受けたことを踏まえて、事業構造改革を行うという。同社グループの世界で2000人規模の人員削減を想定し、このうち2割程度は日本で行う。これを含む施策の実施により、22年3月期にコスト改善効果の創出を目指すとしているが、現時点では早期退職者数が未確定のため、金額影響は不明としている。