レノバが急反発で初の4000円大台乗せ、「グリーン成長戦略」でカギを握る存在に

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2020年12月30日 14時34分

レノバ<9519>が商いを伴い急反発、一時7.6%高の4060円に買われ上場来高値を更新するとともに、初の4000円大台乗せを果たした。同社は太陽光発電を軸に風力やバイオマスなど再生可能エネルギーの発電および開発・運営を手掛けており、世界的な地球温暖化防止に向けた取り組みが株式市場でもテーマ視されるなか、その関連最右翼として買い人気が続いている。菅政権では2050年の温暖化ガス排出量実質ゼロにする目標を掲げ、前週末25日に脱炭素への工程表「グリーン成長戦略」を発表している。そのなかで、洋上風力発電や水素など14分野を設定し、重点的に取り組む項目や数値目標を提示している。また直近では、政府が元利払い保証するグリーンボンド(環境債)を発行し、省エネルギー住宅などへの低利融資に充当する計画も伝わっている。「グリーン成長戦略」では脱炭素に官民を挙げて取り組み、産業構造の転換を通じ国際的な競争力に磨きをかける狙いがあり、そのなか同社は国策に乗るキーカンパニーとしてその存在感を高めている。

出所:MINKABU PRESS

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