個人投資家・有限亭玉介:新春相場、直近IPO祭りは続くか!?【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2021年1月3日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2020年12月27日15時に執筆

2020年は新型コロナで世界的な大暴落があったかと思えば、その後はバブル崩壊後以来の日経平均株価の更新が続くなど、波乱と言える相場でしたなぁ。2021年はどんな年になるのか、年末に出揃ったIPOをひとまずチェックしていきましょう。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

新春では毎度新しく上場したIPO銘柄が人気化しやすい傾向があるようです。新年では相場の大勢が定まっていない事もあり、先の期待が高いIPOをはじめマザーズやジャスダックなどの新興市場に資金が流入しやすいと言われておりますよ。

税金面で損をしないよう年末に損出しや益出しをした投資家は、年始にはキャッシュが手元にあるというのも一因かもしれませんなぁ。そうなれば何に投資しようか迷った時に、今年一年が良い年になるようIPOに願掛けしたくなる気持ちもあるのでは…なんて考えているのはあたくしだけでしょうか。

あたくしとしてもオシャレ家電で有名なバルミューダ<6612>が上場するなど、いつにも増して市場のIPO熱が強いと感じますなぁ。日本の株式市場の多くは外国人投資家ですから、海外にも刺さるような新たな上場企業が生まれてほしいものです。

相場環境としては英国では新型コロナの変異種が確認されるなど、どうやらワクチン接種が開始されても新型コロナの影響は長引くかもしれません。巣ごもり生活が始まれば、改めてDX(デジタルトランスフォーメーション)やEC(電子商取引)関連銘柄を改めて監視を強めていきたいところです。

企業のDXへの投資が活況となっている中で、エネルギー事業者向けクラウド型DXというニッチなサービスを提供しているENECHANGE<4169>には思惑がありそうですな。電力・ガス料金の比較サイトの運営もしている事から、再生可能エネルギーなどが普及すれば、同社のサービス利用者が増える可能性もあるかと。

また、市場規模が拡大しているEC業界では、いつも<7694>が新規上場しております。サイト運営から倉庫保管まで一貫してEC事業支援を手掛ける同社は、巣ごもり需要により想定を上回る売上を達成したとの事。EC関連の勢いは、今年も続くのか注視する必要がありますな。

逆に新型コロナで売上を落としたのは化粧品業界ではありますが、コスメや機能衣料を展開するリベルタ<4935>、そして同じくコスメにも関わるバイオ株として「機能性ペプチド」を研究しているファンペップ<4881>も上場しております。やはり売りの圧力はあるものの、いずれも直近IPOへの資金流入観測があれば「動くか…」と監視しております。

IPO直後は短期売買を目的とした投資家に狙われて株価が不安定になりがちではありますが、マネーゲームの中で、将来性が見込める優良株が投げ売りされた折には割安で拾っておきたい…というのも個人投資家としての眼です。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《HH》

提供:フィスコ

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