ワッツはしっかり、国内100円ショップ堅調で上期業績予想を上方修正
ワッツ<2735>はしっかり。12日の取引終了後、第2四半期累計(20年9月~21年2月)連結業績予想について、売上高を249億4000万円から253億4000万円(前年同期比2.5%減)へ、営業利益を4億円から7億7000万円(同2.1%減)へ上方修正したことが好感されている。
従来は、新型コロナウイルス感染症の影響により、海外事業は売上高が大きく減少すると想定していたが、想定を上回って進捗していることに加えて、国内100円ショップ事業が堅調に推移していることが要因。また、人件費や出店・改装費用を中心に費用が想定を下回る見込みであることも寄与する。なお、21年8月期通期業績予想は、売上高509億6000万円(前期比3.5%減)、営業利益10億9000万円(同38.4%減)の従来見通しを据え置いている。
同時に発表した第1四半期(9~11月)決算は、売上高126億9300万円(前年同期比0.1%減)、営業利益4億9100万円(同2.4倍)だった。通期の出店計画144店舗に対して42店舗の出店を行った一方、不採算店舗の整理や母店閉鎖などによる退店が13店舗あったとしている。