NY株式:NYダウ8ドル安、金融・財政支援継続期待が下支え

市況
2021年1月14日 7時00分

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は8.22ドル安の31060.47ドル、ナスダックは56.52ポイント高の13128.95ポイントで取引を終了した。下院がトランプ大統領の弾劾手続きに入り政局不安に寄り付き後下落した。12月消費者物価指数(CPI)でインフレの急伸が見られず連邦準備制度理事会(FRB)が長期にわたり大規模緩和を維持するとの見方が強まったほか、大規模財政支援への期待を受けた押し目からの買いが支えた。セクター別では公益事業・不動産が上昇した一方で、素材が下落。

業績が低迷していた半導体メーカーのインテル(INTC)はスワン氏にかわり最高経営責任者(CEO)に、クラウドコンピューティング会社ヴィエムウェア(VMW)のゲルシンガーCEOが2月に就任すると発表し上昇。ヴィエムウェア(VMW)は下落した。旅行情報・予約サイト運営のエアビーアンドビー(ABNB)は大統領就任式典が開催される週のワシントンDC地区の予約を全面的に取り消したと発表し上昇。ビデオゲーム会社のゲームストップ(GME)は新取締役のひとりとして、ペット用品のオンラインストア、チューイ(CHWY)の共同創業者で元CEOコーエン氏が加わったと発表したことが好感され急伸。携帯端末のアップル(AAPL)はアナリストの目標株価引き上げを受けて上昇した。一方で、ソフトウェア会社のドロップボックス(DBX)は総従業員の11%削減する計画を発表したほか、COOの辞任表明が嫌気され下落。

フィンテックのアファーム(AFRM)は、ナスダックに上場した。初値は90.90ドルと上場価格の15.49ドルを大幅に上回った。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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