科研薬は小反発、新規多重特異性抗体医薬に関するライセンス及び共同開発契約を締結
科研製薬<4521>は小反発。13日の取引終了後、ニューマブ・セラピューティクス(ニューマブ社、スイス)と、アトピー性皮膚炎を対象に新規多重特異性抗体医薬候補物質「NM26-2198」に関して、ライセンス及び共同開発契約を締結したと発表した。
同契約締結によって、「NM26-2198」の日本、韓国、中国(香港含む)、台湾、シンガポールでの販売権を取得したという。また、この医薬候補物質を両社で共同開発し、これによりニューマブ社が製品の事業化に成功した場合、同社は支払った研究開発費に基づき、ニューマブ社から一定額までの対価を受け取るとしている。