E・Jホールディングス---2Qも2ケタ増収、生産性の向上および技術力やマーケティング力の強化を推進

材料
2021年1月14日 11時53分

E・Jホールディングス<2153>は13日、2021年5月期第2四半期(20年6月-11月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比21.5%増の77.42億円、営業損失が10.34億円(前年同期は15.46億円の損失)、経常損失が8.84億円(同13.84億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が6.70億円(同10.51億円の損失)となった。

経営ビジョン「わが国第一級のインフラ・ソリューション・コンサルタントグループ」の実現を目指し、「盤石な経営基盤」の構築を図るべく、「主力事業の深化とブランド化」「新事業領域の創出」「グローバル展開の推進」「環境の変化に即応する経営基盤整備の推進」という「E・Jグループ第4次中期経営計画」(2017年7月12日公表)における4つの基本方針のもと、連結子会社間の連携による総合力の強化を図ると共に、新型コロナウイルス感染症防止対策を実施しながら、働き方改革を積極的に推し進め、優秀な人材の確保や育成を図っている。併せて、ICTの利活用によるBIM/CIM(3次元設計)等の本格的導入やテレワーク環境の整備を推進し、生産性の向上を図ると同時に技術力やマーケティング力の強化にも取り組んでいる。また、持続的な発展のためのESG(環境、社会、ガバナンス)への対応として、グループの重要な社会課題を特定し、その課題解決に努めることで、SDGs(持続的な開発目標)の達成にも貢献すべくグループ全体で取り組んでいる。なお、第1四半期より、新たに二神建築事務所及びダイミックを、当第2四半期より、新たに設立した現地法人EJEC(Thailand)Co. , Ltd.を連結子会社としている。

なお、受注の大半が官公需という特性により、通常の営業の形態として、納期が年度末に集中するため売上高が第4四半期に偏重する傾向にあること、固定費や販売費及び一般管理費については月々ほぼ均等に発生することから、第3四半期までは利益が上がりにくい事業形態となっている。

2021年5月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.6%増の330.00億円、営業利益が同0.5%増の30.00億円、経常利益が同3.2%減の31.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.4%減の20.00億円とする期初計画を据え置いている。

また、第2四半期において、働き方改革のためのテレワーク環境の整備及び、品質・生産効率の向上のためのIT機器、計測機器等への投資ならびに、発行株式総数の増加による株式の流動性向上等を目的として、新株式の発行及び自己株式の処分並びに株式の売出し(総株数115万株)を実施するとともに、2020年11月30日を基準日として12月1日付で株式分割(1:2)を実施した。

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.