2020年の中国経済はプラス成長を維持

経済
2021年1月19日 8時16分

中国国家統計局が1月18日に発表した昨年10-12月期国内総生産(GDP)は、前年同期比+6.5%と市場予想の同比+6.2%程度を上回った。この結果、中国の2020年国内総生産は、前年比+2.3%となった。20年1-3月期は新型コロナウイルス感染拡大の影響で前年同期比-6.8%に落ち込んだものの、ウイルス感染拡大が制御されたことから、4-6月期にプラス成長に転換し、通年でもプラス成長を維持した。

昨年10月時点で新規着工プロジェクトの計画投資額が増加していること、工業の設備稼働率上昇、企業マインドの好転などが確認されており、中国経済の持続的成長への期待はあったが、10-12月期の実績は想定をやや上回った。一部の関係者は「個人消費は力強さに欠ける」と指摘しているが、一部地域を除いて新型コロナウイルスの感染流行はおおむね制御されており、中国の個人消費が大きく落ち込む可能性は低いとみられる。

《MK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.