<マ-ケット日報> 2021年1月19日

市況
2021年1月19日 16時29分

19日の市場は日経平均が3日ぶりに大幅反発。終値は前日比391円高の2万8633円だった。直近2日間の調整で値頃感が働いたのと、欧米や日本の経済対策への期待感から再び買いが強まった。米国のイエレン次期財務長官が大規模な経済対策に取り組む方針と伝わったことが刺激材料に。中国などアジア株が総じて堅調に推移したことや、米株先物が時間外取引で上昇していることも買い安心感につながった。

昨日の米国市場はキング牧師生誕の祝日で休場だった。代わって注目された欧州市場はドイツやフランスなど主要国が反発。新型コロナの感染拡大は依然として止まらないが、金融・財政といった大規模な政策が景気を下支えするとの楽観的な見方は保たれている。これは基本的に米国も同様で、世界的な株高基調は変わっていないようである。

さて、東京市場は米国の次期財務長官の発言などをきっかけに買い戻しが急となった。売り方の買い戻しは先物に集中し日経平均主導の戻りとなったが、全体的に需給はこの株価水準でもなお良好で、基調的な株高の図式は依然として崩れる気配がない。特に半導体セクターの人気は強く指数のけん引役となっている。半面、このところ新興市場や材料株などの動きが控えめで個人にはやや物足りない状況といえよう。(ストック・データバンク 編集部)

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