太洋基礎が反落、地盤改良工事減少で21年1月期業績予想を下方修正
太洋基礎工業<1758>が反落している。19日の取引終了後、21年1月期の単独業績予想について、売上高を150億円から132億7000万円(前期比12.0%増)へ、営業利益を6億7500万円から4億7000万円(同20.5%減)へ、純利益を5億2500万円から3億3600万円(同29.9%減)へ下方修正し、増益予想から一転して減益予想としたことが嫌気されている。
コロナ禍の影響で個人消費が低迷したことにより、戸建住宅などの地盤改良工事の着工件数が減少したことに加えて、関連子会社が収益改善を図ることができなかったため、関係会社株式の評価損と貸付金など債権の貸倒引当金を計上することになりったことが要因としている。