アジュバンは７日ぶり反落、新商品の告知遅延など響き２１年３月期業績予想を下方修正
アジュバンコスメジャパン<4929>が７日ぶりに反落している。同社は２２日取引終了後に、２１年３月期通期の連結業績予想を修正。営業損益見通しは従来の６億１００万円から２億８００万円（前期は１億８４００万円の赤字）に引き下げた。
売上高予想は前期比５．１％増の４９億１４００万円（従来予想は５９億３００万円）に下方修正した。営業部員のサロンフォロー不足やヘアケアブランドの新商品「ＫＡＳＵＩ（カスイ）」のサロン告知が遅れた影響で、スキンケア及びヘアケアともに計画水準に届かないまま第３四半期を推移したことから通期業績予想を見直した。なお、足もとの状況を踏まえ、１８年４月に公表した２３年３月期を最終年度とする中期経営計画を取り下げている。