日電産が上場来高値更新、今期業績予想大幅増額と自社株買いを好感

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2021年1月26日 9時06分

日本電産<6594>は大きく買い優勢となり、14日に付けた上場来高値1万4595円を上回った。市場でも注目度の高かった25日取引終了後の同社の決算発表だったが、営業利益段階で前年同期比24%増の1155億3500万円と好調だった。これを受け21年3月期営業利益予想を従来見通しの1400億円から1550億円(前期比41%増)に大幅上方修正。また、発行済み株式数の0.68%にあたる400万株、金額ベースで500億円を上限とする自社株買いを実施することも発表、これらを好感する買いを引き寄せている。パソコンやゲーム機向け精密小型モーターが売り上げを伸ばしたほか、ロボット向けなども好調で業績に寄与している。電気自動車(EV)向け駆動モーターは投資が先行しているが、欧州や中国などをはじめ世界的な自動車環境規制強化の動きを背景に今後の収益貢献に対する期待が大きい。

出所:MINKABU PRESS

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