ファルコHDは急伸、コロナ関連検査の受託伸長し21年3月期業績予想を上方修正
ファルコホールディングス<4671>は急伸している。26日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を410億円から425億円(前期比1.6%減)へ、営業利益を14億5000万円から20億円(同2.4倍)へ、純利益を10億円から13億円(同4.6%増)へ上方修正したことが好感されている。
受託検体数や処方箋応需枚数が昨年の緊急事態宣言後の落ち込みから第3四半期には一定程度まで回復したことに加えて、関西地域を中心に新型コロナウイルス感染症関連検査を積極的に受託した結果、11月以降に新型コロナウイルス感染症関連検査の受託が著しく伸長していることが寄与する。また、臨床検査事業・調剤薬局事業の全社的な固定費の削減の取り組みも奏功するとしている。