JCRファーマが大幅高で4日続伸、ワクチン関連として改めて存在感
JCRファーマ<4552>が大幅高で4日続伸。同社は遺伝子組み換え天然型ヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト」や間葉系幹細胞を使った細胞医薬品「テムセル」などの有力医薬品を擁し、希少疾患のバイオ創薬にも積極的に踏み込む。製薬会社と創薬ベンチャーの両面を併せ持ち、安定した業績と新薬開発力の高さを売り物に株価評価も高く、PER70倍でも継続的な実需買いを引き寄せている。コロナ禍にあって世界的なワクチン普及期待が株式市場でもテーマ性を強めているが、同社は既に英アストラゼネカの日本法人とアストラゼネカが国内で導入予定の新型コロナワクチンついて、原液製造を請け負う契約を結んでおり、ワクチン関連の一角として改めてマーケットの視線が集まっている。