アドテストがカイ気配スタート、旺盛な半導体需要追い風に今期営業利益が一転2ケタ増益に

材料
2021年1月29日 9時09分

アドバンテスト<6857>が寄り付きカイ気配スタートとなり、4日ぶりに急速な切り返しをみせている。世界屈指の半導体検査装置メーカーで特にDRAM用では世界トップシェアを誇るが、昨年来の半導体市場急拡大を受けて業績拡大が顕著だ。同社は、28日取引終了後、21年3月期業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の2750億円から3050億円(前期比11%増)に、営業利益は525億円から670億円(同14%増)に大幅増額した。今期2度目の上方修正で営業利益は減益見通しから一転2ケタ増益予想となる。スマートフォンの高機能化に伴いメモリー半導体の高集積化が進むほか、5G関連やデータセンター向け投資の活発化、自動車市場の急回復などを背景に半導体需要が強く喚起されており、同社の収益環境を強力に後押しした。これを好感する形で改めて投資資金の流入を誘う形となっている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.