ブラザーが4日ぶり反落、21年3月期業績予想を増額修正も売り優勢

材料
2021年2月4日 14時45分

ブラザー工業<6448>が4日ぶりに反落。3日取引終了後、21年3月期業績予想の増額修正を発表したが、材料出尽くし感から売りが優勢となった。今3月期の売上収益は6000億円から6250億円(前期比1.9%減)に修正したほか、営業利益は535億円から685億円(同1.7%増)、純利益は400億円から510億円(同2.9%増)に見直した。販管費の減少や第3四半期での主にプリンティング・アンド・ソリューション(P&S)事業、パーソナル・アンド・ホーム(P&H)事業における想定を上回る好調さを受け、業績見通しを修正した。P&S事業では、在宅勤務の広がりでプリンター・複合機の需要が伸びているほか、P&H事業では家庭用ミシンの販売が好調に推移している。アナリストからは「ポジティブな内容」と前向きに評価する見方が強かったが、この日は全般相場が軟調に推移するなか、同社株も軟調に推移した。

出所:MINKABU PRESS

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