マツダが5連騰、固定費抑制順調で21年3月期業績予想を上方修正
マツダ<7261>が5連騰している。4日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を2兆8500億円から2兆9000億円(前期比15.5%減)へ、営業損益を400億円の赤字から収支均衡(前期436億300万円の黒字)へ、最終損益を900億円の赤字から500億円の赤字(同121億3100万円の黒字)へ上方修正したことが好感されている。
グローバル販売台数の見通しは従来予想の130万台を据え置いたものの、足もとの実勢や今後の見込みを反映して市場別内訳を見直したほか、販売促進費及び車種構成の改善や固定費の抑制が順調に進捗していることなどが要因としている。
なお、同時に発表した第3四半期累計(20年4~12月)決算は、売上高1兆9594億円(前年同期比23.3%減)、営業損益319億9800万円の赤字(前年同期323億4500万円の黒字)、最終損益782億4800万円の赤字(同323億7500万円の黒字)だった。