JMDCは気配値のまま水準切り上げる、4~12月期営業64%増益受け人気化
JMDC<4483>が寄り付き大口の買い注文に値がつかず、気配値のまま5000円台を大きく回復してきた。同社は健康保険組合の医療データを匿名加工して製薬会社などに提供するビジネスを手掛け、遠隔医療や調剤薬局支援事業にも展開している。8日取引終了後に発表した20年4~12月期決算は売上高が前年同期比34%増の116億600万円、営業利益が同64%増の24億2400万円と大幅増収増益を達成した。特に10~12月期の伸びが顕著となっており、これを手掛かり材料に上値を見込んだ買いを呼び込んでいる。