JAL7日続伸、脱コロナの流れでロング・ショート戦略の巻き戻し鮮明
日本航空<9201>は上値指向を強めており、株価はきょうで7日続伸となった。米国では新型コロナワクチンの接種が急速に進み、経済活動の復元期待が日増しに強まっている。景気敏感株で新型コロナの影響が懸念されていたボーイングなども1月下旬を境に再び上値追い基調を強めており、東京市場でも売りが仕掛けられた空運セクターに同様の動きがみられる。これまでにJALはヘッジファンドのロング・ショート戦略で売り込まれた経緯があり、その巻き戻しで株価に浮揚力が働いている。