アルファPが5日ぶり反落、21年3月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感
アルファポリス<9467>が5日ぶりに反落している。前週末12日の取引終了後、21年3月期の単独業績予想について、売上高を68億円から76億円(前期比35.0%増)へ、営業利益を17億円から21億円(同43.6%増)へ、純利益を10億7100万円から13億円(同47.7%増)へ上方修正したが、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。
上方修正は、電子書籍販売において、各電子ストアで実施したキャンペーンや作品露出の強化などの拡販施策が奏功したことが要因。また、強化中の漫画ジャンルでライトノベルヒット作のコミカライズが好調に推移していることも売上高・利益を押し上げるとしている。
なお、第3四半期累計(20年4~12月)決算は、売上高57億2300万円(前年同期比43.8%増)、営業利益15億9500万円(同51.5%増)、純利益10億800万円(同56.5%増)だった。