レオパレスが大幅続落、21年3月期業績予想を赤字幅拡大へ下方修正
レオパレス21<8848>が大幅続落している。12日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を4311億円から4089億円(前期比5.7%減)へ、営業損益を98億円の赤字から346億円の赤字(前期364億7300万円の赤字)へ、最終損益を80億円の赤字から444億円の赤字(同802億2400万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気されている。
新型コロナウイルス感染症拡大に伴い入居需要が抑制されたことなどにより、第3四半期累計(20年4~12月)の平均入居率が78.58%と前年同期比で1.89ポイント悪化し、賃料収入が減少していることなどが要因。また、フォートレス・インベストメント・グループから資金調達したことで、関連費用の発生や支払利息の増加を見込むことも響くとした。
なお、第3四半期累計決算は、売上高3083億2600万円(前年同期比6.2%減)、営業損益165億8500万円の赤字(前年同期228億500万円の赤字)、最終損益250億300万円の赤字(同241億3700万円の赤字)だった。