NY株式:NYダウ119ドル安、労働市場の回復の鈍さを警戒

市況
2021年2月19日 7時00分

米国株式市場は下落。ダウ平均は119.68ドル安の31493.34ドル、ナスダックは100.14ポイント安の13865.36で取引を終了した。週次新規失業保険申請者数が予想を上回り、労働市場の回復の鈍さが嫌気され、寄り付き後、下落した。長期金利が高水準で推移していることも相場の重しとなっており、ハイテク株など割高感が意識されやすい銘柄を中心に売られた。終日軟調に推移するも、追加経済対策や新型コロナワクチンの普及への期待は根強く、下値は限定的となった。セクター別ではエネルギーや食・生活必需品小売りの下げが目立った一方、公益事業が上昇。

ディスカウント小売りのウォルマート(WMT)は、決算で最終赤字に転落したほか、来期の業績見通しがアナリスト予想を下回り下落。ビッグデータ分析のパランティア・テクノロジーズ(PLTR)はロックアップ期間が終了し、急落した。一方、前日引け後に決算を発表したアプリケーションソフトウエアのトゥイリオ(TWLO)は、売上高、1株損益がともに予想を上回ったことに加え、決算を受けた目標株価の引き上げが好感され急伸した。

米議会下院の金融サービス委員会で、ゲームストップ株問題に関する公聴会が開かれ、オンライン株式取引プラットフォームのロビンフッドやオンライン掲示板レディットのCEOに加えシタデル・セキュリティーズの創業者ケン・グリフィン氏などが乱高下の背景や規制のあり方について証言した。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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