セーラー、２１年１２月期業績予想は営業黒字見込む
セーラー万年筆<7992>はきょうの取引終了後、２１年１２月期の連結業績予想について、売上高５６億３０００万円（前期比１７．３％増）、営業利益１億５００万円とし、４期ぶりに営業黒字に浮上する見通しとなったことを発表した。
主力の文具事業では、万年筆及び万年筆用インクの販売が国内外で好調を維持しており、販売力の拡大や付加価値向上を目指すという。またロボット機器事業では、同社が手掛ける射出成形機用取出ロボットについて、新型コロナウイルス感染症対策に関連した医療機器業界、地球温暖化対策関連業界へのアプローチを強化していくとしている。
なお、同時に発表した２０年１２月期決算は、売上高４７億９８００万円（前の期比９．９％減）、営業損益７５００万円の赤字（前の期２１００万円の赤字）だった。
