本日注目すべき【好決算】銘柄 京阪神ビル、アルメタクス、前沢給装 (24日大引け後 発表分)

注目
2021年2月25日 7時01分

24日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

京阪神ビル <8818>   ★今期最終を82%上方修正・最高益予想を上乗せ

◆21年3月期の連結最終利益を従来予想の45億円→82億円に82.2%上方修正。増益率が14.8%増→2.1倍に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。政策保有株式売却の一環として、2月に投資有価証券の一部を売却したことに伴い、売却益約50億円が発生したことが最終利益を押し上げる。

併せて、発行済み株式数の3.61%にあたる187万5000株または30億円を上限に自社株買いを実施すると発表。また、21年3月末を最後に株主優待制度を廃止することも明らかにした。

アルメタクス <5928> [東証2]  ★今期経常を一転黒字に上方修正

◆21年3月期の経常損益(非連結)を従来予想の8500万円の赤字→6000万円の黒字(前期は7600万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。主力製品である新設戸建用住宅建材の受注が想定より伸びることが寄与。総費用の削減を進めることも上振れにつながる。

前沢給装 <6485>   ★今期配当を5円増額修正

◆21年3月期の年間配当を従来計画の40円→45円(前期は40円)に増額修正した。普通配当40円に第65期記念配当5円を上積みする。

同時に、3月末現在の株主を対象に、1→2の株式分割を実施すると発表。また、株主優待制度を拡充することも明らかにした。

築地魚 <8039> [東証2]  ★今期期末一括配当を5円増額修正

◆21年3月期の期末一括配当を従来計画の30円→35円(前期は30円)に増額修正した。財務状況や業績動向などを踏まえ、株主への利益還元を増やす。期末配当利回りは3.54%に上昇し、配当取りを狙う買いが期待される。

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