日電波が急騰で新高値に急接近、小型化技術に強く5G関連で材料性
日本電波工業<6779>が8.5%高の831円と値を飛ばし東証1部値上がり率ベスト5にランクイン。株価は前週末こそ全体反乱相場に巻き込まれ5日ぶりに上昇一服となったが、押しは浅くきょうは改めて買い直される展開で徐々に需給相場の色を濃くしている。水晶振動子や水晶発振器などの小型化技術を得意としており、自動車販売回復が追い風の車載用のほか世界的にサービスが本格化している高速通信5G関連で高水準の需要が見込まれる。ファンド系資金とみられる継続的な実需買いが観測されるなか、上値指向の強さが注目されている。