NY外為:ユーロ売り一服、ECB副総裁はYCCの可能性を否定

市況
2021年3月4日 1時11分

NY外為市場ではユーロ売りが一段落した。ユーロ・ドルは1.2043ドルの安値から1.2074ドルまで上昇。ユーロ・円は128円74銭まで下落したのち、129円14銭まで上昇した。ユーロ・ポンドは0.8622ポンドまで下落後、0.8665ポンドまで上昇。

欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は、利回りは非常に低い水準から上昇しており、利回り曲線の動向も「非常に穏やか」との見解を示した。独連銀のバイトマン総裁も、今のところ利回りの上昇は「懸念ではない」とした。このため、ECBが利回り上昇抑制するためパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の拡大などの措置を講じるとの見方が後退した。先週は、数人のECBメンバーが国債購入の必要性を主張したためユーロ売りが強まった。

《KY》

提供:フィスコ

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