16日の株式相場見通し=売り買い交錯、米株高追い風ながら連騰疲れも

市況
2021年3月16日 7時59分

16日の東京株式市場は、強弱感対立のなか2万9000円台後半で売り買いを交錯させる展開となりそうだ。前日の米国株市場ではNYダウが7日続伸と昨年8月上旬以来の連騰を記録するなど上値指向が強い。また、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数も反発に転じている。半導体関連株が買い戻され、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も反発し終値で9日ぶりに3000大台を回復した。これを受けて東京市場でも半導体周辺銘柄を中心にグロース株への買い戻しが期待される。ただ、日経平均は前日まで5日続伸し、この間に1000円以上水準を切り上げており、目先筋の売り圧力が上値を押さえる可能性もある。米株価指数先物やアジア株の動向を横にらみに展開次第では3万円大台乗せも見込まれるが、上値は限定的となりそうだ。

15日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比174ドル82セント高の3万2953ドル46セントと7日続伸。ナスダック総合株価指数は同139.843ポイント高の1万3459.708だった。

日程面では、1月の鉱工業生産指数確報値など。東証1部にウイングアーク1st<4432>、東証マザーズにヒューマンクリエイションホールディングス<7361>が新規上場する。海外では、2月の米小売売上高、2月の米鉱工業生産・設備稼働率、1月の米企業在庫など。

出所:MINKABU PRESS

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