千趣会が続伸、ブライダル事業を投資ファンドに売却

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2021年3月23日 10時58分

千趣会<8165>が続伸している。この日の寄り前、ブライダル関連事業を投資ファンドのCLSAキャピタルパートナーズに売却すると発表しており、これが好感されている。

売却するのは、100%子会社ディアーズ・ブレイン及びプラネットワークの全株式で、CLSAキャピタルパートナーズが出資する新会社社ディアーズ・ブレインホールディングス(DBHD)に売却し、あわせてDBHDに対してる議決権比率5%相当の出資を行うという。新型コロナウイルスの感染拡大でブライダル関連事業が落ち込んでいることから、コア事業である通販事業に経営資源を集中的に投下するのが狙い。また、ディアーズ・ブレインなどはファンド傘下で財務基盤の強化を図る方針だ。

これに伴い、千趣会は21年12月期業績予想について、売上高を910億円から760億円(前期比8.7%減)へ、営業利益を20億円から10億円(前期3億8900万円の赤字)へ、最終利益を20億円から11億5000万円(同39億4600万円の赤字)へ下方修正した。

出所:MINKABU PRESS

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