アクセルがカイ気配スタート、21年3月期業績及び配当予想を上方修正
アクセル<6730>がカイ気配スタートとなっている。25日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を83億円から90億円(前期比2.9%減)へ、営業利益を1億8000万円から5億1500万円(同31.0%増)へ、純利益を2億5000万円から5億8600万円(同25.2%増)へ上方修正して減益予想から一転して増益予想とするとともに、あわせて11円を予定していた期末一括配当を27円に引き上げると発表したことが好感されている。
パチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIの販売は約40万個と計画を下回る見通しだが、顧客の旺盛な需要によりメモリモジュール製品が計画を大幅に上回る見通しであることが要因。また、全般的な経費の削減や研究開発費の支出時期の一部見直しなども寄与する。