株価指数先物【昼のコメント】 ギャップスタート後は利食い優勢も基調変わらず

市況
2021年4月6日 12時12分

日経225先物は11時30分時点、前日比230円安の2万9850円(-0.76%)前後で推移している。寄り付きは3万250円とシカゴ先物清算値(3万185円)を上回るギャップスタートとなった。しかし、直後につけた3万270円を高値に軟化。前場半ばに3万50円~3万100円辺りで下げ渋る場面も見られたが、3万円を割り込むと前引けにかけて下げ足を速め、2万9810円まで下落幅を広げた。指数インパクトの大きいファーストリテイリング<9983>、東京エレクトロン<8035>、ソフトバンクグループ<9984>の下落が日経平均株価を押し下げる形である。

日経平均は3万円固めを意識していただけに、大台割れによって利益確定の流れが一挙に強まったようだ。グローベックスの米株先物が小安く推移していることも手掛けづらくさせるなか、3万円割れでショートを仕掛ける動きもあったと考えられる。

とはいえ、日経225先物は5日移動平均線を上回って推移しており、リバウンド基調は継続。米雇用統計の結果を受けた米国市場の上昇を想定した、ロングポジションのクローズといったところだろう。NT倍率は先物中心限月で横ばい推移であり、引き続き75日移動平均線レベルでの攻防のため、NTロングのスタンスは継続。

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