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2021年4月8日 11時39分
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話題株ピックアップ【昼刊】:日立金、富士電機、海運株

■日立金属 <5486>  1,896円  +83 円 (+4.6%)  11:30現在  東証1部 上昇率5位

日立金属<5486>は大幅続伸。株価は前日比5.7%高の1916円まで上値を伸ばし、年初来高値を更新している。8日付の日本経済新聞朝刊で「日立製作所は7日、上場子会社の日立金属を米投資ファンドのベインキャピタルと国内系ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)などの日米ファンド連合に売却する方針を固めた」と報じられており、これが材料視されている。売却額は8000億円を超える見通しという。

■メニコン <7780>  6,730円  +280 円 (+4.3%)  11:30現在  東証1部 上昇率6位

メニコン<7780>は大幅高で4日ぶりに反発している。7日の取引終了後、米国のジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョンと近視進行抑制分野におけるコンタクトレンズの事業展開でグローバルに業務提携すると発表しており、これを好感する買いが入っている。同社は19年から欧州で近視進行抑制コンタクトレンズ「Bloom Night」「Bloom Day」を発売している。今回の提携により、同社は製品及びサービスの開発・製造を担うとともに、更なる顧客の拡大を目指すという。Bloom Nightは、オランダから販売を開始し、順次、承認を取得し販売地域を拡大していく予定だ。

■富士電機 <6504>  4,975円  +105 円 (+2.2%)  11:30現在

富士電機<6504>が続伸。株価は1990年以来約31年ぶりの高値圏を快走する展開となっている。8日付の日本経済新聞朝刊で「富士電機は電気自動車(EV)の中核部品となるパワー半導体関連の投資計画を1年前倒しする」と報じられており、これが材料視されているようだ。記事によると、22年度までの4年間で山梨県の工場などに1200億円を投じるという。世界的なEV普及が見込まれるなか、電力を効率的に管理するパワー半導体の増産体制を整えるとしており、EV需要の取り込みが期待されている。

■ユーザーローカル <3984>  4,920円  +90 円 (+1.9%)  11:30現在

ユーザーローカル<3984>が全般軟調相場に抗して続伸、一時前日比190円高に買われ昨10月22日以来5カ月半ぶりとなる5000円大台乗せを果たした。ビッグデータ解析やAIを活用した業務支援ビジネスを展開する。AIアルゴリズム実装、AIサービスの新規開発などに経営資源を投下し、業績も高成長路線をまい進している。12年6月期以降10年近くにわたり大幅増収増益基調を継続している点に改めて注目が集まっている。

■日本郵船 <9101>  4,000円  +40 円 (+1.0%)  11:30現在

日本郵船<9101>、 商船三井<9104>、 川崎汽船<9107>など大手海運株が全体下げ相場の中で揃って上昇する展開。米中摩擦の問題は警戒されるが、ワクチン普及を背景とした世界的な景気回復への期待がグローバル物流需要も刺激しており、特にコンテナ船運賃の高騰などで大手海運株の収益回復色が強い。郵船は21年3月期の経常利益を従来予想の1600億円から2000億円に、商船三井は950億円から1200億円に、川崎汽は500億円から750億円にそれぞれ上方修正している。

■ユーグレナ <2931>  978円  -93 円 (-8.7%)  11:30現在  東証1部 下落率2位

ユーグレナ<2931>は急落。7日取引終了後、欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダを除く)で公募増資を実施し約129億円を調達すると発表した。2100万株の公募による新株発行を行う。これを受け、1株当たり利益の希薄化が警戒された。調達資金は、健康食品通販企業のキューサイ(福岡市中央区)の全株式を保有するQ-Partnersへの出資比率を引き上げるためのコールオプション行使資金と借入金の返済に充てる。発行済み株式数は20%強増加する見込み。発行価格は4月19日から21日のいずれかの日に決定する。

■トヨタ自動車 <7203>  8,422円  -65 円 (-0.8%)  11:30現在

トヨタ自動車<7203>など自動車株は軟調も底堅さ発揮。前日に米長期金利が水準を切り上げたものの、外国為替市場ではドル買いの動きにつながらなかったが、足もとは1ドル=109円台後半のもみ合いと引き続き円安水準をキープしている。一方で、半導体不足を背景とした自動車の生産調整の動きが警戒されている。日産自は4月から従来計画比約3000台の減産を行うことがメディアを通じて伝わっており、警戒ムードも強い。ただ、自動車の販売需要そのものは旺盛であり、これを嫌気した売り圧力は今のところ限定的なものにとどまっている。

■レーザーテック <6920>  17,580円  -90 円 (-0.5%)  11:30現在

レーザーテック<6920>はやや売りに押される展開で反落。前日に1200円近い上昇で1万7000円台後半まで一気に水準を切り上げ上場来高値を更新していただけに、目先利益確定の動きを誘発しているが、下値では押し目買い需要も旺盛だ。きょうは、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>など他の半導体関連株も売りに押されているが、いずれも下値抵抗力を発揮する展開となっている。前日の米国株市場ではハイテク株比率が高いナスダック総合指数は小幅マイナス圏で引けたが、バイデン政権の半導体サプライチェーン強化に向けた政策期待を背景にインテルやエヌビディアなどは高く、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)もわずかながら反発して取引を終えている。

■買取王国 <3181>  687円  +57 円 (+9.1%)  11:30現在

買取王国<3181>が急騰、年初来高値を更新した。7日取引終了後、21年2月期単独利益予想の増額修正と増配を発表したことが好感された。売上高は50億7500万円から48億9300万円(前の期比横ばい)に修正したが、営業利益は1億1300万円から1億2500万円(同15.7%増)、純利益は7300万円から1億200万円(同61.9%増)に見直した。コロナ禍の影響で主要商材ファッションが不調で売上高は予想を下回るが、店舗運営費用などが想定を下回り利益を押し上げる見通しだ。また、未定としていた前期配当は6円(前の期比1円増)とすることも明らかにした。

■シュッピン <3179>  1,158円  +79 円 (+7.3%)  11:30現在  東証1部 上昇率2位

シュッピン<3179>がカイ気配スタートで急反発。1200円台まで上値を伸ばし、1カ月半ぶりに年初来高値更新となった。同社はカメラや時計などを中心に専門性の高い商材をネットや一部店舗を通じて販売しているが、足もとの業績は絶好調に推移している。7日取引終了後に発表した3月の売上高は前年同月比49%増と大幅な伸びとなり2カ月連続で前年実績を上回った。2月も11%の2ケタ伸長を示していた。これを評価する形で投資資金の流入を誘っている。

■黒田精工 <7726>  2,211円  +121 円 (+5.8%)  11:30現在

黒田精工<7726>の上値追い鮮烈。実質新年度入り相場となった3月30日以降、売り物を吸収し強力な上昇波を形成中だ。ここ売買代金はそれほど増加傾向を示しているわけではないが、22年3月期の業績回復期待を背景に継続的な実需買いが観測されている。精密金型や直動関連機器などを手掛け、電気自動車(EV)向けなどを含めた車載用モーター分野で実績が高いほか、同社が製造するボールねじが半導体製造装置向けに引き合い旺盛となっている。バイデン米政権が半導体サプライチェーン強化に乗り出す構えをみせるなか、商機が一段と高まるとの思惑が株高を後押ししている。

■トレードワークス <3997>  1,075円  +22 円 (+2.1%)  11:30現在

トレードワークス<3997>は続伸し年初来高値を更新している。7日の取引終了後、ひろぎんホールディングス<7337>子会社の広島銀行向けに、サファリパーク・水族館の体験型ARアプリ「ひろしま Aqua safaRi」を提供開始すると発表しており、これが好感されている。同アプリは5月6日にオープンする、ひろぎんHD新本社ビル1階のランドマーク「トゥモロウスクエア」内で、来客にサファリパーク、水族館を疑似的に体験することができるアプリ。今後、広島県の観光事業や広島銀行の取引先との企業コラボなど、多様なコンテンツ・サービス展開に向けて貢献していくとしている。

■東京ラヂエーター製造 <7235>  694円  +14 円 (+2.1%)  11:30現在

東京ラヂエーター製造<7235>が全体地合い悪に関わらず続伸、一時69円高749円に買われ、今月2日につけた年初来高値695円を上回った。21年3月期業績は営業損益段階で4億円の赤字見通しから1億円の黒字に上方修正したが、22年3月期は主要取引先のいすゞ自動車<7202>の業績急回復が見込まれるなか、その恩恵を享受することが予想される。昨年2月下旬から3月中旬にかけてコロナ禍で短期急落に見舞われたが、そうした事情もあって600円台半ばから800円前後までの滞留出来高が極めて希薄で、株式需給面で売り圧力に乏しい。PBRが依然0.5倍前後であることも投資マネー攻勢の拠りどころとなっている。

■ダイコー通産 <7673>  1,784円  +27 円 (+1.5%)  11:30現在

ダイコー通産<7673>がしっかり。7日取引終了後、21年5月期単独業績予想の増額修正と増配を発表した。売上高は165億円から178億8000万円(前期比15.0%増)に見直したほか、営業利益は8億600万円から10億3100万円(同35.1%増)、純利益は5億7100万円から6億8700万円(同21.6%増)に修正した。ケーブルテレビ及び光ファイバーによる家庭向けデータ通信回線(ファイバー・ツー・ザ・ホーム)案件にかかる商材の販売が堅調に推移した。また、GIGAスクール構想案件や防災行政無線案件を多数受注したことも寄与した。同時に今期の期末一括配当を従来予想より8円増の45円(前期比10円増)にすることも明らかにした。

●ストップ高銘柄

テーオーHD <9812>  355円  +80 円 (+29.1%) ストップ高   11:30現在

以上、1銘柄

●ストップ安銘柄

なし

株探ニュース

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