ニレコ続急騰、半導体装置向け光学分野への展開見込み新値街道まい進
ニレコ<6863>が続急騰、一時9.5%高の1183円まで駆け上がり新値街道を走る展開。2%前後の配当利回りを確保しながらPBR0.6倍台と株価指標面では依然として割安感が強い。プロセス制御機器や計測機器を手掛けるが、最近は半導製造装置分野をターゲットにオプティクス事業に力を入れている。傘下の光学技研を通じ、光学部品を展開するほか、同社本体でもフォトマスク用にレーザー光源などを展開し、今後の成長期待が大きい。光学技研は2019年10月に買収し傘下に収めた会社で、光学製品の開発製造や光学結晶及びガラス部品の試作加工などで高い実力を有しており、最近では、半導体検査で使われる広帯域の位相子を開発したことが伝わりマーケットの視線を集めた経緯がある。