No.1が後場急落、22年2月期31%営業増益予想も材料出尽くし感

材料
2021年4月14日 13時09分

No.1<3562>が後場急落している。午前11時30分ごろに発表した22年2月期連結業績予想は、売上高130億円(前期比9.8%増)、営業利益8億800万円(同31.3%増)、純利益4億7800万円(同18.5%増)と大幅増益を見込むものの、目先の材料出尽くし感から利益確定売りに押される展開となっている。

セキュリティー対策商品が好調に推移していることに加えて、20年7月にアレクソンを子会社化したことにより設計・製造・販売までをグループ内で進める体制を整備できたことが寄与する。

なお、21年2月期決算は、売上高118億3800万円(前の期比34.3%減)、営業利益6億1500万円(同70.4%増)、純利益4億300万円(同51.3%増)だった。

同時に、10万株(発行済み株数の1.51%)、または1億7500万円を上限とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は21年4月15日から22年4月14日までで、株主への利益還元及び経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが狙いという。

出所:MINKABU PRESS

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