E・JHDが10%高と値を飛ばす、豊富な受注残強みで12~2月期は収益急拡大
E・Jホールディングス<2153>が急動意、全体軟調相場に抗し一時10%高の1192円まで上値を伸ばす場面があった。同社は官公庁向け工事を主力とする総合建設コンサルタント企業で豊富な受注残を武器に足もとの収益改善が急となっている。13日取引終了後に発表した21年5月期第3四半期決算(20年6月~21年2月)で営業損益が3億9800万円の赤字だった。しかし、12~2月期だけでみると6億3600万円の黒字となっており、前年同期との比較では20倍という高変化をみせた。これが株価を強く刺激する格好となっている。PERが10倍未満でPBRも1倍を下回っており、株価指標面からの割安感も投資資金を誘導している。