ベイカレント急伸、22年2月期は2ケタ営業増益と増配見通しで自社株買いも実施へ
ベイカレント・コンサルティング<6532>が急伸。14日の取引終了後に発表した22年2月期単独業績予想で、売上高510億円(前期比19.0%増)、営業利益160億円(同18.1%増)、純利益115億円(同14.8%増)を見込み、年間配当は前期比20円増の190円を予定していることが好感されている。
強みである企画力・実行力をベースとしたコンサルティングとデジタルの融合による高付加価値サービスを幅広い業種に対して提供することで更なる成長を目指す。また、引き続き積極的に人材を採用することで高稼働率を維持するとしている。
なお、21年2月期決算は、売上高428億7300万円(前の期比30.0%増)、営業利益135億5100万円(同68.6%増)、純利益100億1400万円(同69.4%増)だった。
同時に、上限を4万株(発行済み株数の0.26%)、または12億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は5月1日から8月31日までで、資本効率の向上を図るとともに、1株あたりの株主価値を高め、株主への利益還元を充実させるためとしている。