アクアライン---21年2月期増収、水まわり緊急修理サービス事業は新型コロナウイルス感染症拡大前の水準に回復

材料
2021年4月16日 11時28分

アクアライン<6173>は14日、2021年2月期連結決算を発表した。売上高が前期比0.3%増の60.25億円、営業損失が4.46億円(前期は0.17億円の損失)、経常損失が4.40億円(同0.18億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失が6.45億円(同0.34億円の損失)となった。

水まわり緊急修理サービス事業の売上高は前期比2.8%増の52.43億円、営業損失は2.29億円(前年同期は0.46億円の損失)となった。2020年4月から5月に発令された緊急事態宣言期間中において緊急性を要しない修理依頼の減少が生じたが、解除後の6月以降は新型コロナウイルス感染症拡大前の水準へと回復した。新型コロナウイルス感染症対策に努める一方で、8月以降中途採用活動に注力し現場サービススタッフの採用数は計画を大幅に上回った。しかし、採用・教育費用の増加、新人サービススタッフの増加に伴う生産性・採算性の低下等により費用が増加した。

広告メディア事業の売上高は1.51億円、営業損失は2.34億円となった。生活救急サービスを検索できるポータルサイト「EPARKくらしのレスキュー」の加盟店募集、入電数増加に注力した。

ミネラルウォーター事業の売上高は前期比31.7%減の5.81億円、営業利益は同42.6%減の0.24億円となった。新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により、特にホテル、大学等への販売が大きく落ち込んだが、備蓄用の保存水の販売は堅調に推移した。

フィットネス事業の売上高は前期比12.1%減の0.48億円、営業損失は0.07億円(前年同期は0.15億円の損失)となった。健康志向の高まりを背景に水まわり緊急修理サービス事業で培った「サービス力」を活かしてパーソナルトレーニングジムを2店舗運営している。新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により、営業を自粛したが、現在は営業を再開している。

2022年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比22.7%増の73.92億円、営業利益が1.70億円、経常利益が1.57億円、親会社株主に帰属する当期純利益が1.74億円を見込んでいる。

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.