ラックの21年3月期業績は営業利益が計画上振れで着地

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2021年4月16日 15時48分

ラック<3857>がこの日の取引終了後、集計中の21年3月期連結業績について、売上高が440億円から436億9000万円(前の期比8.0%増)へやや下振れたものの、営業利益は15億1000万円から21億1000万円(同19.4%増)へ上振れて着地したようだと発表した。

セキュリティーソリューションサービス事業(SSS事業)で、製品販売は想定を下回ったものの、年度末にかけて需要が拡大する教育・訓練サービスや診断サービスがセキュリティー意識の高まりから想定以上に伸長したほか、悪質なサイバー攻撃の増大により緊急対応サービスが拡大するなど、サービス関連の伸長が利益を押し上げた。また、販売・管理費抑制の効果も寄与した。なお、純利益は長期滞留仕掛品評価損12億4800万円を特別損失として計上したことから、10億円から3億円(同72.5%減)へ下振れたとした。

出所:MINKABU PRESS

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