クリナップが急反発、21年3月期業績は計画上振れ一転増益で着地
クリナップ<7955>が急反発し年初来高値を更新している。前週末16日の取引終了後、集計中の21年3月期連結業績について、売上高が1030億円から1035億円(前の期比3.7%減)へ、営業利益が7億円から25億円(同微増)へ、純利益が4億円から16億3000万円(同11.3%増)へ上振れて着地したようだと発表し、減益予想から一転して増益で着地したことが好感されている。
新型コロナウイルス感染症による業績への影響が、従来見通しよりも軽微であったことに加えて、全社的な経費抑制や原価低減などの施策に取り組んだことが寄与した。