日電波は反落、5Gスマホ向け製品の設備増強を発表も反応限定的

材料
2021年4月21日 14時04分

日本電波工業<6779>は反落している。午後1時ごろ、5Gスマートフォン向けなどに使用される超小型水晶デバイス製品の生産能力増強を図るため、設備投資を実施すると発表し一時プラス圏に浮上する場面もあったが、全般安に押される格好となっている。

米クアルコム・テクノロジーズ社の5Gスマホ向けIC用途として、20年6月に量産を開始したサーミスタ内臓水晶振動子の受注が順調に拡大し、今後見込まれる旺盛な需要に対応するために、更なる生産能力増強が必要と判断したという。また、5Gスマホやワイヤレスイヤフォンなどを含むウェアラブル機器向け水晶振動子の需要も増える見込みであることから、同製品の生産能力も増強する。同社狭山事業所及び函館エヌ・デー・ケーに約6億円をかけて製造ラインを増設する予定で、稼働開始は7月以降を予定している。なお、同設備投資による業績への影響は5月14日発表予定の22年3月期業績予想に反映する。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.