NY株式:米国株式市場は反発、強い経済指標を好感

市況
2021年4月24日 10時03分

ダウ平均は227.59ドル高の34043.49ドル、ナスダックは198.40ポイント高の14016.81で取引を終了した。

前日に続きバイデン政権のキャピタルゲイン増税が回復を妨げるとの懸念に寄り付き後、下落。しかし、4月PMIや3月新築住宅販売件数が予想を上回ったため強い回復への期待が再燃し、上昇に転じた。潜在的な増税も、対象者数が非常に少数であることや詳細が不明で、実施もまだ先になるとの見方も支援し、引けにかけて上げ幅を拡大した。セクター別では、銀行、テクノロジー・ハード・機器が上昇した一方で、家庭・パーソナル用品が下落。

写真・動画共有アプリのスナップ(SNAP)は予想を上回った決算内容が好感され上昇。音楽配信のスポティファイ(SPOT)はアナリストの投資判断引き上げを受けて、大幅上昇した。一方で、クレジットカード会社のアメリカン・エクスプレス(AXP)は第1四半期の売上が予想を下回り、下落。消費財メーカーのキンバリー・クラーク(KMB)も決算が予想を下回ったほか、パンデミックにより急増したトイレットペーパーなどの需要が減少しており、業績見通しを引き下げたことが嫌気され、下落した。

ビットコインは増税の可能性や暗号資産市場の規制強化の可能性が警戒され急落し、一時5万ドルを割り込んだ。

(Horiko Capital Management LLC)

《YN》

提供:フィスコ

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