サイバーがカイ気配スタート、21年9月期業績及び配当予想を上方修正
サイバーエージェント<4751>が大幅続伸している。28日の取引終了後、21年9月期の連結業績予想について、売上高を5000億円から6000億円(前期比25.4%増)へ、営業利益を300億~350億円から575億~625億円(同69.7~84.5%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を9円25銭(株式分割考慮)から10円(同)へ引き上げたことが好感されている。
同社は広告事業とゲーム事業で利益を積み上げ、中長期の柱にすべくメディア事業に投資をしているが、ゲーム事業で21年第2四半期に提供を開始した新規2タイトルの初速の良さや、一部新型コロナウイルスの影響を受けながらも広告事業の業績が想定よりも上回っていることが上方修正の要因としている。
なお、同時に発表した第2四半期累計(20年10月~21年3月)決算は、売上高2944億9700万(前年同期比20.3%増)、営業利益329億3200万円(同62.8%増)だった。