JTが大幅反発、海外たばこ事業の好調で1~3月期は増収増益で着地
JT<2914>が大幅反発している。4月30日の取引終了後に発表した21年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算(国際会計基準)は、売上高5473億6600万円(前年同期比5.3%増)、営業利益1601億2900万円(同24.2%増)となり、これが好感されている。
海外たばこ事業における数量成長とプライシング効果が牽引し、増収増益を達成した。海外たばこ事業では渡航制限に伴う一部高単価市場での総需要の増加といった一時的な要因もあった。また、販売促進費が減少したことも増益に貢献した。