大運が急動意、海運株見直しの流れと低位株物色人気に乗り5日・25日線のGC接近
大運<9363>が急動意、低位株物色人気に乗り13%高の365円まで水準を切り上げる場面があった。ここ世界的な景気回復期待を背景に海運セクターが総じて強い動きをみせている。グローバル物流需要の活発化は、海運業界だけでなくその周辺企業にも収益機会を生む。そのなか、阪神港を地盤とする港湾運送会社でパナソニックグループが大口荷主である同社も物色の矛先が向いている。テクニカル的には5日・25日移動平均線のゴールデンクロスが接近。また、有配企業にしてPBR0.8倍台とバリュー株の側面も持っており、短期資金の攻勢を誘っている。