佐藤商は一段高、22年3月期営業益予想32%増で5円増配へ、自社株取得枠も設定
佐藤商事<8065>が後場一段高となっている。同社はきょう午前11時30分頃に、21年3月期の連結営業利益が前の期比14.7%減の27億9600万円(従来予想は21億5000万円)になったと発表。商用車及び建産機業界の生産回復が追い風となったほか、経費を削減したことが利益を押し上げた。
22年3月期は世界景気が緩やかに回復するとみて、連結営業利益は前期比32.3%増の37億円を見込む。また、年間配当は前期比5円増配の48円とする方針を示した。
あわせて、40万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.86%)、4億円を上限とする自社株取得枠を設定したことも発表。機動的な資本政策の遂行を可能にするためで、取得期間は5月10日から6月23日までとなっている。