セブン&アイが急反発し年初来高値更新、物言う株主の株式取得で思惑錯綜

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2021年5月13日 10時50分

セブン&アイ・ホールディングス<3382>が4日ぶり急反発に転じている。5月7日につけた年初来高値4871円を上回り年初来高値に買われた。米有力アクティビストとして存在感を示すバリューアクト・キャピタルが12日、同社の株式を4.4%まで取得したとのメディア報道が株価を強く刺激する格好となっている。セブン&アイはコンビニエンスストア事業を展開する「セブンイレブン」がグループの利益中枢となっているが、このコンビニ事業を分離し独立させた場合、企業価値は大幅に高まるという主張が背景にあるとみられる。市場では「コンビニ事業のスピンオフについてはその通りだが、現時点ではまだ発言力は乏しいだろう。逆に(バリューアクトが)今後も同社株を買い増す可能性が高いとの見方で、短期筋が値上がりを見込んだ買いを入れているもようだ」(ネット証券マーケットアナリスト)という。

出所:MINKABU PRESS

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