アドウェイズがS高カイ気配に張りつく、21年3月期営業利益8倍化で切り返し急
アドウェイズ<2489>が急騰、150円高はストップ高カイ気配に張りついている。スマートフォン向け配信を主力とするアフィリエイト広告大手だが、巣ごもり消費を背景とした電子コミック系の広告需要拡大などを追い風に収益を伸ばしている。
13日、取引終了後に発表した21年3月期決算は営業利益段階で前の期比8.2倍の16億2600万円と急増した。市場では「好業績は織り込まれていたが、事前コンセンサスを上回ったことに加え、前日までの4営業日は全体地合い悪もあって連日水準を切り下げていたことで、その分の戻しと考えれば買いやすさがあった」(ネット証券マーケットアナリスト)という。株式需給面では直近4月下旬から5月上旬にかけて、外資系証券経由で同社株の空売り残が急増していたこともあって、その買い戻し圧力も働いたとみられる。