ジオマテック---21年3月期は2ケタ増収、FPD用基板が堅調に推移

材料
2021年5月17日 10時44分

ジオマテック<6907>は14日、2021年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比15.7%増の63.06億円、営業損失が0.89億円(前期は12.06億円の損失)、経常損失が0.17億円(同11.59億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失が7.01億円(同35.11億円の損失)となった。

FPD用基板の売上高は前期比8.8%増の31.02億円となった。液晶パネル用帯電防止膜やタッチパネル用透明導電膜は、自動車向けはメーターパネルやその他表示器機のフラットパネル化が進んでいることから受注は堅調に推移した。スマートフォン向けは、第3四半期に米国スマートフォンメーカー向けで受注増加があったものの、全体としては液晶パネル関連需要の減速や米中対立による中国スマートフォンメーカーの生産減少の影響を受けるなど厳しい状況で推移した。

その他の売上高は前期比23.4%増の32.03億円となった。カバーパネル向け反射防止・防汚膜は引き続き自動車向けを中心に堅調に推移した。また、その他の薄膜製品も多種多様な製品向けに販売活動に取り組むとともに、当連結会計年度においては、初めて表面加工ソリューション取引を実現した。

2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.7%増の63.50億円、営業利益が0.10億円、経常利益が0.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.36億円を見込んでいる。

《NB》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.