株価指数先物【昼のコメント】 2万9000円を挟んでの狭いレンジでの推移

市況
2021年6月11日 12時09分

日経225先物は11時30分時点、前日比40円安の2万8880円(-0.13%)前後で推移。寄り付きは2万8940円と、シカゴ先物清算値(2万8940円)にサヤ寄せする形から始まった。寄り付き後に軟化し、2万8780円まで下落幅を広げる場面が見られたものの、売り一巡後に再び切り返すと一時2万9050円まで上昇。ただし、こう着感は強く、前引けにかけては2万9000円を挟んでの推移に。

SQ値は概算で2万9046円40銭だった。日経平均株価は2万9000円を回復して始まったこともあり、SQに絡んだ商いは買い越しと見られていたが、結果としては日経225型、TOPIX型いずれも、小幅ではあるものの売り越しと観測されている。そのため、寄り付き時点ではSQに絡んだ商い以外で買い越しだったことになるため、米CPI通過で実需の資金が流入したようである。日経225先物は引き続き75日移動平均線が抵抗線となり上値を抑える一方で、実需の買いが意識されるなかでは売りを仕掛けてくる動きにはなりづらく、2万9000円を挟んでの狭いレンジ推移が続きそうだ。

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