タマホームが反発、住宅事業好調で21年5月期業績は計画上振れて着地

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2021年6月14日 10時20分

タマホーム<1419>は7日ぶりに反発している。この日の寄り付き前、集計中の21年5月期連結業績について、売上高が2100億円から2170億円(前の期比3.7%増)へ、営業利益が90億円から108億円(同9.4%増)へ、純利益が52億円から69億円(同35.1%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これを好感した買いが入っている。

主力の住宅事業で着工平準化施策が引き続き順調に進捗し、引き渡しが前の期を上回る水準となったことや、戦略商品である地域限定商品や期間限定商品を中心にマーケットニーズに応じた価格戦略の展開により受注が好調なこと、保証延長工事の契約件数増加に伴いリフォーム事業が好調に推移していることが要因。また、不動産事業で、戸建分譲事業が好調を維持し、サブリース事業で着実に実績を積み上げていることも寄与する。

業績予想の修正に伴い、従来90円を予定していた期末一括配当を100円にするとあわせて発表したことも好材料視されている。前の期に対しては30円の増配になる予定だ。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2021年06月14日 10時21分

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