東京株式(前引け)=続伸、ナスダック最高値受けリスク選好

市況
2021年6月15日 11時45分

15日前引けの日経平均株価は前営業日比214円14銭高の2万9375円94銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は4億6303万株、売買代金概算は1兆1025億円。値上がり銘柄数は1099、対して値下がり銘柄数は962、変わらずは128銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でハイテク株比率の高いナスダック総合指数が最高値に買われたことを受けリスク選好の流れとなり、日経平均は続伸した。上げ足も寄り後に強まる形で、一時上げ幅は300円近くに達する場面もあった。米国株市場はフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も上昇顕著で、その流れを引き継ぎ半導体関連が買いを集め全体相場に貢献した。外国為替市場で円安に振れていることも追い風材料。ただ、日経平均寄与度の高い値がさ株中心に買われており、東証1部の値上がり銘柄数は全体の約5割にとどまっている。

個別では売買代金トップとなったエーザイ<4523>が大きく買われた。レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>など半導体関連も商いを伴い上昇。キーエンス<6861>、SMC<6273>なども高い。Link-U<4446>が値を飛ばし、くら寿司<2695>も物色人気に。半面、ファーストリテイリング<9983>が冴えず、日本航空<9201>も軟調。エムスリー<2413>も売りに押された。パーク24<4666>が急落、エニグモ<3665>も大幅安。日本アジア投資<8518>も大きく利食われた。

出所:MINKABU PRESS

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